今までたくさん栄養に関する記事を書いてきましたが、今回は私が栄養に興味を持つきっかけと何故それを、皆さんにお伝えしたいかを書いてみたいと思います。
*この記事はアミノサウルスのインスタグラムで一度投稿した記事です。
私は以前二年近く故障で本格的なレースから遠ざかっていた時期があります。一つの故障ではなく、多くの故障が連続して起こったのですが、何故故障が頻発したのかということについて自分で原因が分かっていました。それは足底筋膜炎が慢性化しその痛みが原因で走りのバランスが崩れていたからです。その痛みは今も続いており、今で2年と10か月の付き合いです。
最近、治療方法にも自信がついてきて快方に向かっていますが、それはさておき、この慢性的な痛みは走れないほどではありません。走れないほどではないどころか、基本的にトレーニングに支障はありません(デュッセルドルフマラソンで途中棄権の原因になったのは反対側の足です)。 しかし、日常生活でも常に痛みに悩まされていました。捻挫や打撲のような激しい痛みは、足を引きずって歩いている人でも1週間も安静にしていればよくなります。レースでも走れるのにどうしてこの痛みは消えないのだろうとずっと思っていました。この慢性的な痛みの特徴は、走るのを休んだからと言って良くならないことです。いろいろと調べていくうちに、低度で慢性的な炎症というものの存在を知り、食事との関連性が強いということも知りました。それからより真剣に栄養の勉強をするようになりました。 そんな中で、今でも印象に残っている経験があります。派遣会社に登録して、セブンイレブンの商品が保管してある大きな倉庫で商品のピッキングや配送担当として働いていた時のことです。その時の私は故障で走れないとはいえ、働けないほどではありませんでした。派遣の仕事というのは不安定で何の保証もないと言われますが、マラソンと違って結果と関係なく、時給いくらというのが決まっていますし私にとっては安定した仕事でした。 それはさておき、ある日のことですが一緒に働いていたおばあさんが途中で足が痛くて働けなくなるということがありました。話を聞いてみるとリュウマチを患っているとのことでした。マラソンでの途中棄権というのはよくありますが、仕事の途中で帰らざるを得ないというのはその時の私にはショックな出来事でした。
思い切り偏見で言いますが、そのおばあさんはきっと派遣で働かざるを得ないような状況だったのだと思います。ドリンクが入った重い段ボールを数時間運び続けるというのは誰にとってもきつい仕事です。70前後のおばあさんが時給1000円でやるような仕事ではありません。それでもそこに働きに来ていたのはそれなりの事情があってのことだと思いました。 その後も私はそのおばあさんのことがずっと気になっています。その後どうなったのか知る由もありませんが。 自分の故障もつらいものですが、世の中には関節炎、リュウマチ、で職を失ったり、支障が出ている人がいます。私が足底筋膜炎の治し方を学んだ人も3年間の足底筋膜炎でそのうちの3か月は車いすでした。こういった慢性的で進行性の痛みというのは抗炎症と抗酸化によって予防したり、進行を遅らせたりすることが出来ます。そして、抗炎症と抗酸化こそが私がずっと栄養について書いている中心テーマです。 先述しましたように、癌、アルツハイマー、糖尿病、心筋梗塞、動脈硬化なども栄養によって防いだり進行を遅らせることが出来ます。またアンチエイジングの効果も期待できます。詳しいメカニズムはここでは書きませんが、これらは基本となるメカニズムが全て同じなのです。 私が栄養に関する記事を書き続けているのは基本的にはランナーがより良い競技生活を送るためですが、それだけではなく全ての人が生活の質を高められるように、若しくは質の高い生活を長く維持できるようにです。ですので、私の記事に共感してくださる方は出来るだけ多くの方に広めていただきたいです。 またアミノサウルスの開発者嵜本さんにお願いして、抗酸化と抗炎症効果の高いサプリメントも作っていただきました。「ベースサウルス」という商品名で8月上旬に発売予定です。ぜひお楽しみにしてください!!!
質問や感想、各種お問い合わせは下記のリンクをクリックしてください。
メルマガで最新の情報やお得な情報をお届けしています。メルマガ登録は下記のリンクをクリックしてください。
札幌で建築会社を経営する知人から紹介された世界中を気ままにお金を稼ぎながら旅する面白い人のブログ↓↓