あなたは、長距離走やマラソンは「結局は心の持ちようだ」と言われたらどう思いますか?
正直「半々」って感じじゃないですか?確かに、特にマラソンの終盤なんかは気合で耐えざるを得ない場面も多いし、また、そもそも日頃のトレーニング含めて根性とか気合いで、苦しさに耐えて報われたら、それは嬉しいことですよね。
一方、報われなかったらすごく無駄に感じることも少なくないでしょう。「努力は裏切る、裏切らない」みたいな話じゃないですが、やっぱり沢山練習して、いい練習もできて結果が出なかったら「あんなにやったのに・・」とどうしても裏切られた感を持ってしまうかもしれません。
特に人間ですから、1度でもそういう体験すると、「心なんてそんな曖昧なものじゃどうにもならんよ」という想いになってしまいます。
実際ウェルビーイングオンラインスクールの受講生の滝沢勇馬さん(仮名)もその1人でした。滝沢さんは48歳会社員の方で、年に2〜3本フルマラソンのレースをメインに走っておられます。
滝沢さんは会社では課長職で周りからの信頼も厚く、また家庭では2人の大学生の子を持つ2児の父。子供もだいぶ手が離れてきた頃、コロナ禍で運動不足となり、体重が100kgを超えてダイエットを決意して走り始めたところ、気づけば地元の金沢マラソンにエントリー。記念にと思って走ってみたところ、気づけばすっかりランニングの沼にハマっていきました。
なお、滝沢さんは元剣道部。持ち前の忍耐力と、仕事で鍛えたコツコツ積み上げる力で順調に走力を伸ばしていき、走り始めて1年で3時間9分まで記録を伸ばされるも、ここで壁にぶち当たります。
さらに上のレベルにいくにはどうしたらいいのか?ということを必死に考え、これまでやっていなかったインターバルトレーニングなどの高強度なトレーニングも導入。
しかし、滝沢さんはたまに地元の練習会に参加されたりはするものの、基本は一人での練習。時には高強度なトレーニングの日には、やる前から「今日はできる気がしない・・」という気持ちになる日があり、そういう日は大体ボロボロに。これをやらないと目標のサブ3はできない!と自分に言い聞かせてやってはみるものの、走り出して体が動かないと心が折れてしまい、中途半端にジョグに切り替えて、罪悪感を胸に抱えながら帰宅することも。
そうやって都度ご自身を奮い立たせながらトレーニングを積んで、2022年に走った2本のフルマラソンでは3時間13分と3時間10分。悪くはないけれど、自分を奮い立たせて努力した割にはまだサブ3が達成できないことにもどかしさを感じていました。
滝沢さんがウェルビーイングオンラインスクールを受講されたのは、まさにこのタイミングです。トレーニングに問題があるのではないかという思いを持って受講された上、元々滝沢さんは剣道部。折れない強い心ということには周りからも定評がありましたし、自信も持っておられました。
ですが、改めて潜在意識の働きや人間の認知のメカニズム、信念の働き、やる気のメカニズム、集中力のメカニズムなどなどを勉強するとそれが目からウロコの内容だったようです。
何故なら、長距離走・マラソンにおける心とはこれまで「根性」とか「忍耐」のことだと思っていましたが、それだけではないことに気づかされたからです。寧ろ、そんなことは些細なことだと気づかされてからは、滝沢さんのラン生活は以下のように変わりました。
変わったことその1:気分のムラがなくなった。
インターバルなどのハードなトレーニングの際、調子がいい時はいいのですが、そうでないと感じる時はやる前から尻込みしてしまうことがあったという滝沢さん(今日はやっぱジョグにしておこうかな・・みたいな)。
つまり気持ち的に乗れる日とそうでない日のギャップが大きかったのです。上手く乗れる日はかなり集中出来て良い走りが出来るのですが、そうじゃない日は集中することもあまり出来ず、どうしても集中しきれないので、追い込み切ることも出来ず、後味の悪い、消化不良なストレスのたまる練習のまま終えることが多々あったのです。
しかし、心のメカニズムを学ぶことによって、やる気のある日が多く出せるようになり、また集中力のメカニズムも学ぶことで集中できる日が増えました。その結果として、気持ちにあまりムラが無くなり、「自分でも良い練習が出来たな」と思える日が増えて単純に以前よりも走ることが楽しくなりました。
その結果、以前よりも結果が良くなったのは言うまでもありません。
変わったことその2:自分の可能性に対する見方が変わった。
それまで正直、ふと思うことがあったそうです。「別にお金になる訳でもないし、市民ランナーの世界でもトップを取れるような自分をイメージできるわけでもないのになんでこんなことやっているんだろう」と。つまり、自分の限界はサブ3できるかできないか辺りのレベルにある、と思い込んでいたのです。
しかし人間の認知のメカニズムや信念のメカニズムを学ぶことによって、自分の考え方がかなりの可能性を制限していたことに気づきました。
滝沢さんは正しく目標達成をし、自分の中にあった潜在意識の思い込みにも気づくことが出来、寧ろ自分自身の潜在意識を正しく書き換えることで、今までは盲点になっていたことに次々と気づくことが出来るようになりました。それによって、市民ランナーの世界でトップ(具体的にはマラソン2時間30分切)を目指すことが非現実的ではないことに気づかれたのです。
変わったことその3:マラソンでPDCAサイクルを回す楽しみを覚えた
PDCAサイクルという言葉自体は仕事でも使っていたので知っていましたが、趣味までそんなことにしばられたくないと考えていたので、気が向いた時に気が向い練習をするし、気が向いた時に気が向いたレースに出場する。
それこそが滝沢さんのやり方でした。しかし、PDCAサイクルというものを正しく学んでみると、実は楽しいということに気づきました。
今までは何かにしばられるという感覚が嫌いだったのですが、正しいPDCAサイクルの回し方を学んでみると非常に楽しく、寧ろ自分で自由に色々と考えるのが楽しくて完全にはまってしまいました。
そして、その結果として、練習にも適切な戦略というものがみられるようになり、一貫性が出てきたので、一気に走力を伸ばしていくことが出来ました。
滝沢さんはその結果、半年後には2時間59分20秒とあれだけ苦労したサブ3の壁をあっさりクリアし、むしろ今ではサブエガまで十分に射程圏に入ってきました。
1km4’00”/kmでマラソンを走るなんて想像もつかなかった1年前から考えると、ご自身でもまるで別人になったようだと感じていました。
では、具体的には滝沢さんはどんなことを学ばれたのでしょうか?具体的には次の7つになります。
1つ目:適切な目標設定の仕方
そもそも目標とは何のために立てるものでしょうか?
大リーグでの最後の四割打者テッド・ウィリアムズは目標について以下のように語っていました。
「私は自分自身の目標は設定していた。つい最近カール・ヤストレムスキーが目標を設けると精神的負担を増やすのでやらないことにしていると語っているのを読んだことがある。
しかし、私の場合、目標といってもいたって‘’現実的‘’なものだった。1シーズン30本塁打、100打点、打率3割3分などだ。もっとも、到達できないとみじめな気持ちになったが、目標があることでシーズンを通してやる気が出たことは事実だ。
特に優勝が考えられない場合には、そういった記録達成が刺激になった。プロのバスケットボール選手も、疲れてくると同様のことをやっている。彼らはラフプレーをした相手チームに仕返しをしたり、些細なことを大げさに考えて興奮する。いうならば、人工的に刺激を作り出すのだ」
多かれ少なかれ、目標とは「人工的な刺激物」を作り出すために作るものではないでしょうか?
実際に、心理学的には「達成できる可能性が五分五分の時に、人間は最も高い集中力を発揮する」と言われています。
あまりにも目標達成が非現実的であると、現実性が無いのでやる気にならないし、あまりにも目標のレベルが低すぎるとそもそも頑張らなくても達成できるので、やはり集中力は高まらないということです。
これはある意味では正しいです。要はその場の集中力を発揮するためには良いんです。
そういう意味ではよく言われる「手を伸ばしたところに目標を設定すること」が正しいです。
ただ、これには問題点があります。何が本当に問題であるかというと「手を伸ばせば届くところだけに目標を設定すること」です。
最終的な目標はマラソン2時間半なんだけれど、直近の目標としてはマラソン三時間半切りというのは全く問題がありません。
ですが、直近の目標としてマラソン三時間半切りを掲げ、それが全てになっているような状態はかなりヤバいのです。
何がヤバいのかというと自分の可能性というものが大幅に狭められてしまうからです。
人間というのは自分では物事を客観的にみられているように思っているかもしれませんが、現実的にはそんなことは全くありません。
何故ならば、この世に無数にある情報をいちいち全て認識していたらひどく効率が悪いからです。世の男性は彼女や奥さんの髪型が変わっていたり、ネイルが変わっていたり、耳にピアスがついていても気づかないので怒られるという経験を一度や二度はしていると思います。
彼女たちがこういったことでいちいち目くじらを立てるのはこの「人間はそもそも自分が大切だと思っていることしか認識しない」ということを知っているからです。
なので、髪型が変わっても、ネイルが変わっても気づいてくれない夫や彼氏は自分のことを大切にしてくれていないと思い込んで怒る訳です。
とは言え、男性からすると、別に髪型がショートボブだから付き合っているのであって、ロングヘアーにしたら別れるということはないので、髪型なんて言うのはどうでも良いんですけどね。
話を元に戻しますが、マラソン三時間半切りを目指している人というのはその先が全く見えないので、マラソンが速くなるための情報や練習方法が盲点になってしまうのです。
そもそもの話、レースの日に42.195キロをなるべく速く走るということに全く変わりはないので、トレーニング理論に差はほとんどないのですが「サブ3の為のトレーニング」というような情報を目にするとマラソン三時間半切りを目指している人は「自分には関係ないや」と思ってみようともしないし、仮に見ても記憶には残らないのです。
そうしてまた、速くなる可能性を一つ失うことになるのです。この積み重ねは実はかなり大きいです。
実際のところ、「優れたマラソンランナーになりたい」くらいの大雑把な目標で走っている人の方が「まずは3キロや5キロのタイムを上げていこう。その為にはどうしたら良いのだろう」と考えていくので、結局マラソンが速くなるのも速い傾向にあります。
一方で、「とりあえずマラソン完走」、「とりあえず、マラソン4時間半切り」「とりあえず、マラソン4時間15分切り」と区切って考えている人は、物凄く時間がかかります。
それから、マラソン3時間半切りで足踏みしてしまっている人も「実業団の選手はどういう考え方でやっているのだろう」というようなことを知れば、意外と簡単に壁が乗り越えられたりするのですが、そういったことがやはり盲点になってしまっているので、かえって時間がかかるのです。
またこれは実生活でも言えることで、年収400万円だから、もう少し頑張って年収500万円にしよう、年収500万円になったからもう少し頑張って年収550万円にしようという風に手を伸ばしたら届くところを一つ一つクリアしていくという考え方ではかえって時間がかかります。
それよりも、年収1億円になるにはどうしたら良いだろうと考えた方が簡単に年収1000万円くらいは突破出来るようになったりもします。
何故ならば、盲点になっていたことが色々と見えてくるようになってくるからです。ウェルビーイングオンラインスクールではこのメカニズムをもっと詳しく解説しています。
2つ目の要素:コンフォートゾーン
人間には自分が無意識のうちに快適だと感じる範囲があります。これは当たり前のレベルや当たり前の範囲だと考えると分かりやすいです。
例えば、地方から東京に出ていった方々、あるいは京都のような都?から東京に出ていった方からすると、自分の出身地の方言が聞こえるとなんとなく親近感を感じると思います。
別に関西弁が良くて、標準語が悪いということは一切ないのですが、なんとなく京都出身の人は関西弁に親しみを感じてしまう、これがコンフォートゾーンです。
あるいは、自分の故郷に帰るとなんとなく落ち着いたり、居心地の良さを感じたりするものだと思います。これもコンフォートゾーンです。
もっと分かりやすいのは、我が家に帰ってくると落ち着くというものでしょう。これもまさにコンフォートゾーンです。
スポーツの世界でもコンフォートゾーンというものはあります。このコンフォートゾーンを正しく設定しないと自分の能力を正しく発揮することが出来ません。
また、コンフォートゾーンというものを正しく理解するにあたって大切なことは「苦しみや不満を良しとする」という考え方です。
何故ならば、心理的なコンフォートゾーンが現状の一段階上に行けば、今の自分に不満を感じるし、逆に心理的なコンフォートゾーンの上に現実世界が行こうとすると潜在意識が創造的に働いてなんとか現状に留まろうとするからです。
人間というのは良ければ良いほど良いと頭では思っていますが、心ではそうは思っていません。その為、本来ならばもっと上にいけるはずなのに、自分で自分をダメにしてしまうということが往々にして起こってしまうのです。
滝沢さんはこのコンフォートゾーンを正しく理解し、設定することで結果を出していきました。
3つ目の要素:信念
信念というと何か良いもののように思えますが、信念とは積極的なものでも消極的なものでもありえます。そして、消極的な信念や誤った信念を持っていると成功から遠ざかってしまうので、取り除く必要があります。
例えば、物凄く極端な例を出すと、昔は地球は平らであんまり端の方まで行くと滝のようになっていて落ちると信じられていました。そのため、あんまり遠い所にはいかないようにしていたのです。その為に、様々な発展が遅れてしまいました。
ランニングも同じで誤った信念や消極的信念を持っていると同じようにやっていても進歩が遅かったり、そもそも進歩が妨げられたりするのです。
滝沢さんは信念について正しい知識を持ち、消極的信念を取り除くとともに、積極的信念を形成することで、ランニングにも大いに役立てることが出来ました。
4つ目の要素:やる気
やる気が重要なことは皆さんご存知だと思いますが、多くの方が見落としているのはやる気とは潜在意識レベルの現象であるということです。
例えばですが、「やろうと思っているのに、なかなかやる気が出ない」というような言葉を聞いたことはないでしょうか?
これは不思議な話ですね。やる気持ちだからこそやる気なのです。やろうと思っているのに、やる気が出ないなんてそんなおかしな話があるでしょうか?
こんなバカな話が出てくるのは顕在意識のレベルではやろうと思っているけれど、潜在意識のレベルではやる気がないからです。そして、人間はなかなか潜在意識には勝てないので、やろうと思っているのにやる気が出なくて、結局やらないままにその日が終わってしまって、罪悪感を抱いてしまうというようなことになるのです。
滝沢さんは潜在意識レベルでやる気をコントロール出来るようになり、やる気に満ちた日々を送ることが出来るようになりました。
5つ目の要素:集中力
集中力も分かったような分からないような概念です。集中力の重要性はだいたい誰でも知っています。
学生時代に集中しきれない学生に先生が「おーい、集中せえ!」なんて言う訳ですが、学生の方が「先生どうしたら集中出来ますか?」と聞くと、「集中しようと思えば集中出来るんや」というような話しか返ってこなかったりします。
それで集中出来れば、誰も苦労はしないのですが、実際にはそんなことが平気で言われています。
滝沢さんは集中力についても理解を深めることが出来、基本的にムラなく走ることに集中できる状態で練習に入るようにされたので、毎日コンスタントに練習を積み重ね、結果を出していかれました。
6つ目の要素:意志力
やる気が出なくてもやる、集中力が切れそうになっても集中する、これが意志の力です。意志の力も筋肉と同じで鍛えることによってどんどんと強くなっていきます。強くはなっていきますが、どんなに人間が鍛えてもゴリラほどは強くならないのと同じで、鍛えても限界はあるのです。
そのため、そもそも意志力というものを効率良く分配することを学ぶことが大切なのです。滝沢さんの場合も意志力を正しく学び、効率良く分配することによって、気持ちにムラが無く、トレーニングに集中出来るようになりました。
7つ目の要素:PDCAサイクル
PDCAサイクルという言葉自体は仕事でもよく使われるので、知らない人はほとんどいないと思います。ですが、PDCAサイクルをそのまま長距離走、マラソンで使ってしまうと問題があります。
先ず第一に、適切な計画を立てるためには勉強や情報収集が必要になります。ですから、計画の前につまりPの前に勉強や情報収集の段階を挟まないといけないのです。
第二に、長距離走、マラソンにおけるPDCAサイクルの適切なスパンを理解しておかないといけません。このスパンを正しく理解して、一度計画を立てて、実行し始めたら、その間は決して新しいことを急に試したり、思いつきで練習してはいけないのです。
そうしないと、確認の段階で正しいデータが得られなくなってしまうからです。ユーチューブなどにおける「マラソンサブ3の為の練習三選」などが役に立たないのはこの長距離走、マラソンにおける適切なスパンを全く理解しようともせずに、単発で物事を考えて
いるからです。
滝沢さんは長距離走、マラソンにおけるPDCAサイクルを正しく、楽しく回していく方法を学ぶことによって、適切な戦略に基づく正しいトレーニングを実現させ、わずか3年間で大幅に記録を伸ばされました。
上記7つのこと以外にもウェルビーイングオンラインスクールでは解説させて頂いていますが、今回はこの7つに絞って解説する講義動画を作成致しました。
題して「結果を出すための心の管理術~ランニングでも仕事でも結果を出すための7要素~」です。
ウェルビーイングオンラインスクールの受講費は99800円であるのに対し、こちらの受講費はたった6000円です。
更に2024年2月12日(月)までは限定価格のたった4000円で受講できるようになっています。
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なお、心の管理術とか言っているけれど、そもそもある程度速くなることでモチベーションも高くなりそうだし、心の勉強なんてする前にトレーニングのことを学んだり練習した方が早いんじゃないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実際に私も何度もそう思ったことはあります。それは競技者時代も、そして市民ランナーになってからも。でも、速くなるまでの過程において、トレーニングレベルを少しずつでも上げていく必要があるのは事実です。
そして、トレーニングレベルを上げていく過程というのが実は一番自分の心を上手く管理する必要があるんです。というのも、移行段階が一番体にかかる負担は大きく、オーバートレーニング気味になったり、故障気味になるリスクが高く、また疲労もかなり溜まってくるので思うように走れないことも出てきます。
また、体が疲れている状態でトレーニングを頑張らなければならないので、そういう状態の時にこそ揺るぎないモチベーションを保つことが大事になってきます。実際、私もかつてはそう思っていましたが、潜在意識の使い方をちゃんと学んでからは調子がよかろうが悪かろうがやるべきことを淡々とやり続ける力がつき、結果としてそれが競技成績の向上に繋がりました。
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あるいはあなたは「心なんて目には見えないものを信じさせようとして、心で走力が変わるなんて思わせようとしていることが胡散臭い。人間の体も車と同じで所詮は物質なのだから運動生理学が全てで心なんて関係ない」と思われるかもしれません。
もしかすると、中学、高校で陸上競技をしていないのであれば、そう思われるのも無理はありません。
ですが、中学生、高校生の指導者の多くが「気持ち一つでいくらでも変わる」とおっしゃっています。彼らは皆嘘をついているのでしょうか?
実際には、そのメカニズムまで分かっているかどうかは別にして、気持ちで競技結果が大きく変わるというのは現場のレベルでは当たり前のことなのです。
確かに、人間の体も物質ですから、車とあまり変わりません。
ですが、大きく変わるのは人間の体というのは日々の行動で変わり、そこに必ず心も影響してくるし、そもそも日々の行動自体が心や考え方で変わっていくということです。
結局のところ、心だけ変わっても結果は変わりません。ただ、私が説明しているのは、人間の心や思考を規定する潜在意識というものがあり、この潜在意識を正しくセッティングしておかないと望むような結果は得られないということです。
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あるいはあなたはそんな心の問題なんて成功しているからこそ言えることであって、自分のような普通の人間に言われても何も響くものがない。結局のところ、成功する人間は予め決まっているのであって、そんな人が凡人の自分に何を言っても響かないと思われている方もいらっしゃると思います。
もしも、私や講師の池上のことを成功者と思って下さっているのであれば、大変恐縮です。私はもちろん大したことはないし、私から見て池上も天才ではありません。長いこと一緒にいますが、彼の陸上人生の大半は泥に塗れています。トライアンドエラーで何度もチャレンジして失敗して、、ということを繰り返しています。つまり非凡な才能があるわけではないはずです。
にも関わらず、マラソンでも、勉強でも、仕事でも、なかなか人が出来ないようなことを彼は成し遂げてきたのもまた事実。その要因は、彼が自分の可能性を最大限に広げる方法を長年研究し、実践してきたからです。
今回はそんな私の経験から、あなたのお役に立てそうな部分を抽出し、解説させて頂きますので、興味のある方は是非こちらをクリックして、詳細をご確認ください。
ウェルビーイング株式会社副社長
らんラボ!代表
深澤哲也
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