今回はランニングと表情の関係性についての動画を紹介したいと思います。今回の動画はランラボチャンネルからお届けしたいと思います。個人的に良いところに着目して、話しているなという動画なのですが、ランニングと表情には実は大きな関係性があります。
というのも人間は顔につながる神経がとてもたくさんあるからです。人間は感情を表情で豊かに表現することができる唯一の種です。そして、人間の感情は顔面の神経と密接につながっています。「幸せだから笑うのではない。笑うから幸せになるのだ」というウィリアム・ジェームズの言葉をご存知の方も多いと思います。
これは真理をつく言葉で、人間は感情を表情で表すだけではなく、表情によって感情をある程度コントロールすることができます。そこでランニングの話に戻りますが、走っている時というのは、体の力は抜けていれば抜けているほど、良いのですが、この時、顔の表情が硬いと、体の力も抜けません。逆に顔の表情が柔らかいと力も抜けます。トップランナーは無表情で走る方が多いです。フォームにも力みがないので楽に見えるかもしれませんが、本当は苦しいです。苦しくても、力を抜いた方がペースを維持できるんです。だからこそ、練習から苦しいところを何度も経験して、苦しくてもそのペースで押していくという訓練をしています。これはまた苦しいけど速く走るというのとは別の話です。苦しくて、ペースを落としたくなるけど、体の力を抜いて走り続ける能力です。
お後がよろしいようですので、そろそろ動画の方に譲りたいと思います。続きは動画の方でご覧ください。
走りとリラックスの話は宗茂さんの『マラソンの心』にも詳しく書かれています。読んでみたいという方は下記のURLからご確認ください。
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