男女問わず性ホルモンの分泌の低下により、35歳くらいを境目に髪が抜け始めます。男性ばかり髪の毛が抜けるイメージがあるかもしれませんが、それは性ホルモンの担当箇所が違うからです。男性ホルモンが担当するのは頭のてっぺん辺りです。したがって、男性は禿げると頭のてっぺんが禿げてザビエルになるので、目立つのですが、女性の場合も抜けている量はそれほど変わらないと言われます。女性は横から髪が抜けていくので、頭頂部には髪の毛が残ります。何れにしても加齢とともに髪は抜けていくのですが、みなさんご存知のように個人差がかなりあります。
ニキビと同様抜け毛は個人のセルフイメージに大きな影響を与えます。関西では吉本新喜劇の島田一之介さんや近鉄バファローズの佐野慈紀さんのようにハゲはネタになりますが、関西以外では禿げは悩みのタネになると聞いたことがあります。
さて、そんな禿げですが、メカニズムそのものはガンや、関節炎と変わりません。髪は年齢問わず抜け落ちます。ただ、また髪の毛の細胞が髪の毛になるから、若年層では生え変わります。また毛根が強いので抜けにくいというのもあります。では、なぜそもそも毛根が弱ってくるのかというと、そこの細胞が正常に生まれ変わっていないからです。要するに、禿げも細胞レベルで見れば、細胞が正常に生まれ変わっていないだけの現象なんです。
ちなみにですが、ストレスで髪が抜け落ちるというのは最もよく知られた現象だと思います。ストレスを受けると若い人でも円形脱毛症になったり、歳をとっている人だとある時を境に一気に老け込むことがあります。陸上界で言えば、尾方剛さんが大学時代に箱根駅伝のストレスで円形脱毛症になっています。
これは色々なところで解説していますが、精神的なストレスがフリーラディカルを引き起こし、細胞のDNAを傷つけるからです。精神的な現象が物質である肉体にどのようにして影響を及ぼすのか、そのメカニズムは少なくとも現代科学では解明できませんが、古代インドや日本、中国、チベットのお坊さんたちは何百年も前から知っていたことです。
さて、脱毛に話を戻すと現在禿げの治療にはプロペシアやロゲインという薬が有効ですが、効く確率は半分以下で、副作用もあります。薬の服用が悪いとは言いませんが、薬の服用は基本的に体内でフリーラディカルを発生させます。そうすると長期で見た時にプラスマイナスのどちらが大きくなるかは微妙なところです。
では、LLLTは育毛効果があるのかということですが、様々な研究が育毛効果を発表しており、一例として2014年のアメリカとハンガリーの研究チームが赤色光線と近赤外線の勝者と育毛効果の関係性について調べています。そして、「LLLTは男女とも、有意に育毛効果があり、安全でもある」と結論づけています。傷ついた毛根の細胞を癒すのがそのメカニズムの大きな主因となっています。
また、LLLTには育毛効果だけではなく鎮痛、骨密度の増大、男性ホルモンの増加、鬱の緩和、ニキビの消失など、様々な効果が期待されています。育毛とメカニズムは実は変わりません。詳しく解説した小冊子「詳説LLLT」をPDFファイルにて無料でお配りしております。ぜひお読みになりたい方は下記お問い合わせフォームより「LLLT資料」とだけ入れて送信してください。折り返し、PDF資料をお送りいたします。
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