思春期にできるニキビですが、思春期の子供たちにとってニキビは自分の自己イメージに大きな影響を与えます。イギリスノッティンガムにあるクイーンズメディカルセンターの研究によると、思春期の子供の50%がニキビにより、自己イメージに大きな影響を受けているそうです。
ちなみに私は洛南高校陸上競技部に3年間いたのですが、洛南高校陸上競技部に3年間いれば、まず女生徒と接触する機会はほとんどありません。髪型も全員坊主です。入ったら、先輩とはまともに口を聞けるような環境でもなく、先生は部活の顧問は当然として、授業でも予習してないと椅子に座らせてもらえないとか、教科書で叩かれるとか色々あった学校で、もう半分くらい出家する気では入るのですが、それでもニキビ用の薬用洗顔料を使ってる奴がいました。我々ですら、そうだったのだから、普通に共学に通っていたりしたら、なおさらなんだろうなと思います。
ちなみに顧問は私のニキビを見つけて「青春のシンボルだ。もう俺の歳になったらニキビも出来ない。作りたくても出来ないぞ」とか仰っていて、それもそうだなと納得しました。
それはそうと、厄介なのが、この薬用洗剤料で、良いものを使っていれば良いのですが、場合によっては合成ビタミンを使用していたり、酸化ストレスを引き起こす様々な化学物質を使っていたりで、実際にはニキビや肌荒れを悪化させるケースもあります。
その点、LLLTの大きなメリットの一つは、副作用がないということです。では、LLLTがニキビに効くのかどうかということですが、2012年のイランの研究チームの実験では、ニキビで悩んでいる28人の被験者を対象に週に二回10週間、LLLTを顔面に照射するという方法で、効果を確かめました。この時、被験者を二つのグループに分け、第一群は630nm、第二群は890nmの群に分けました。この実験の結果、630nmの波長の方で、有意にニキビが減少しました。
筆者はこの波長の違いによる差を、光線が到達する深さの違いからくるものだと考えます。波長が短い方が浅く、波長が長い方が奥まで届きます。ニキビは皮膚表面の問題なので、皮膚の浅いところに当たる630nmの波長が効果を発揮したのだと思います。ただ、市販のLLLTのほぼ全てが、600nm台と800nm台の波長のミックスなので、購入時にこの点を考慮に入れる必要はありません。
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