男性も女性もそれぞれの性ホルモンを持っているのですが、その中でも特に男性ホルモンは競技力の向上に有効なホルモンです。男女の競技力の差はほとんどテストステロンという男性ホルモンから来ていると言っても良いです。
通常テストステロンは30歳を境に落ち始めるのですが、経験者によると25歳あたりから衰えを感じる人も少なくないようです。精力剤サプリメントの広告のせいで、男性ホルモンが衰えると、勃ちが悪くなるというイメージが強いかもしれませんが、それは氷山の一角に過ぎません。
スポーツ選手にとっては男性ホルモンの衰えは、競技力の低下に直結しますし、筋肉の衰えややる気の低下など、心身を含むウェルビーイングに悪影響を及ぼして来ます。よく何か事を成し遂げる時に、禁欲生活を送る男性がいますが、これは非常に理に適っており、禁欲することで、男性ホルモンの値がやや上昇します。これによって、心身ともに活力が湧きます。何を隠そう私の大学時代の恩師イマヌエル・カント教授も著書の中でオナニーを厳しく禁止されています。貝原益軒の『養生訓』の中にも、年齢による適切な回数があり、それ以上は健康を害するという旨のことが書かれています。
勿論、貝原益軒やイマヌエル・カント教授の時代にはテストステロンという言葉はなかった訳ですが、自分の経験や他人の話からそういうことを分かっていた訳です。テストステロン値は、食べ物に含まれる化学物質、大気汚染、ポルノコンテンツのせいで、低下していると言われており、男性側に問題がある不妊やインポテンツなどの問題が広がっています。勿論、ここで焦点を当てたいのは、性的不能ではなく、テストステロン値の低下です。重ねて言いますが、テストステロン値は高い方が、ウェルビーイングを促進します。
ここからが本題ですが、LLLTはテストステロン値を向上させます。2013年の韓国の研究グループの実験では、30匹のネズミを1コントロール群、2睾丸に670nmのLLLTを当てたグループ、3睾丸に808nmのLLLTを当てたグループの3グループに分けました。グループ2と3では、それぞれ一日30分間、睾丸に光線を照射し、五日後にラットの男性ホルモン値(serum T)を調べたところ、LLLT照射群で有意に男性ホルモンの値が増えていました。
LLLTは充分に距離を置いて使えば、温熱効果はありません。そのため急性期の炎症にも使えるのですが、電気製品である以上、やや熱は持ちます。睾丸は熱に弱いので、LLLTで光を照射する際も熱を感じない距離まで離して、使用して下さい。とは言え、睾丸に赤色レーザーを当てている光景もなかなか滑稽なので、LEDタイプのものを使用して、全身に照射する時に睾丸にも当たるようにすると良いと思います。
ちなみによく知られている話ですが、睾丸は自分の体温でさえ高すぎるほど熱に弱いです。そのため、ブリーフではなく、トランクスが良いと言われています。ゴルゴ13に憧れて白ブリーフしか履かない方もいらっしゃると思うのですが、テストステロン値的にはトランクスがオススメです。
テストステロン値を上げる他の方法は射精しないこととFNX社のReviveというサプリメントを使うのがオススメです。興味のある方は下記のURLからご覧ください。
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追伸
今回はテストステロン値の話でした。人間の体は男女ともに3Fを基本として作られています。3FというのはFight or flight(戦うか逃げる)、Feed(ご飯を食べる)、Fuc*(セックス)の3要素のことです。GDPは私が生まれてこのかた横ばいで、飽食の時代で、人口が爆発的に増えている現代社会では、この3つのFのどれも必要ありません。ですが、私達の体はこのようにデザインされていますので、この3つの要素を踏まえて体調管理することが、肉体的にも、精神的にも、知的にも、感情的にもより良い状態=ウェルビーイングを体現する鍵となります。
よりストイックなあなたのためにこのウェルビーイングを体現するための集中講義を作りましたので、下記のURLよりご覧ください。
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