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執筆者の写真秀志 池上

五月十六日開催「徹底解説リディアードシステム」セミナーのご案内

皆さん、こんにちは。

今回は5月16日18時よりズームにて開催のセミナー「徹底解説リディアードシステム」の内容についてお知らせします。正直なところ、アーサー・リディアードに関する本はたくさん出ているので、「今更リディアード?」と思った方も多いかと思います。もちろん、今回の徹底解説リディアードでは巷に出回っていない情報を中心に解説していきます。勿論、中にはある程度はおさらいも兼ねて、初めてリディアードという指導者を知る人が参加しても理解できるような中身にはしていきます。

さて、その上で巷には出回っていない情報を中心に解説していきますが、その前に確認しておくと、リディアードシステムの中で皆さんが抱く疑問は主に以下のようなものだと思います。

・最高安定状態ってどのくらいのペース?

・ヒルトレーニングってどうやってやるの?

・タイムトライアルってどのくらいの強度?

・実際にはどんな感じでトレーニングプログラムを組むの?

・本当にみんながみんな週に100マイル走っていたの?

・距離とペースにはどのように変化をつけていたの?

・リディアードシステムって今でも使えるの?

ざっと挙げるとこういった疑問を皆さん持っていると思います。それらの疑問に対して以下のような構成で解説していきます。

1.リディアードシステムの生まれた背景

 リディアードシステムは、リディアード自身の試行錯誤から生まれました。研究室の中で生まれた訳ではありません。リディアード自身の人生の中での挫折や失敗、そして彼が生きた時代の中から生まれたものです。背景がわかれば、そのコンセプトや中身も見えてくると思います。

2.リディアードシステムの根幹

 リディードと言えば、週に100マイルの走りこみです。それにはもちろん、経験と科学の両面からの裏付けがあります。いったい彼のトレーニングシステムにはどのような位置付けがあり、最高安定状態とはどのようなペースでのトレーニングなのでしょうか。リディードの門下生であり、東京オリンピックで800mと1500mの二冠に輝いたピーター・スネルが東京オリンピックで金メダルを取る半年前の実際のトレーニングを振り返りながら、実際のマラソンコンディショニングトレーニングがどのようなものか、振り返っていきたいと思います。

3.ヒルトレーニングの目的と実際のやり方

 ヒルトレーニングにはもちろん、これも明確な目的な理由があって、取り組むのですが、意外とこの目的が理解されていないようです。ヒルトレーニングの目的を陸上競技全体から見れば、すぐに理解し、あなたのトレーニングに応用することができるのですが、意外とヒルトレーニングというリディアードのオリジナルのトレーニングという見方をしてしまう為、理解できなくなってしまう方が多いです。まさにスコトーマ(心理的盲点)というやつで、日本で出版されている本にも図とともに解説されているのですが、背景の知識がないと理解できないようになっています。この辺りのヒルトレーニングの真の目的意識、そして、リディアードのヒルトレーニングを動画とともに解説したいと思います。

4.実際のトレーニング

 この章では先述のピーター・スネルのトレーニングを実際の彼の東京オリンピックで金メダルを取る前の3ヶ月前のトレーニングとともに詳細に見ていきます。レッグスピードやストライディングも、本を読んだだけではわからないと思うのですが、実際のトレーニングプログラムの中で見ていけば分かります。これも図を使いながら、解説していきます。また、日本では中村清先生がリディアードからトレーニングを学んでおり、瀬古利彦さんの現役時代のトレーニングを見ると、随所にその思想が感じられます。瀬古さんのトレーニングも紐解きながら、リディアードシステムについて解説していきます。

5.リディアードシステムの現在からの修正

 リディアードの功績は非常に評価され、今でも世界中の指導者が影響を受けています。ですが、それにもかかわらず、リディアードシステムをそのまま応用する指導者は、ほとんどいません。少し考えるとこれは奇妙に思われるかもしれません。リディアードは800mと1500mの金メダル選手を育て上げ、しかもマラソン選手並みの走り込みをさせているのです。これだけ見ると、中長距離においては無敵に思えます。実際にピーター・スネルの他にも5000mはマレー・ハルバーグ、5000mと10000mはラッセ・ヴィレン長い距離でも金メダリストを出しています。マラソンでもバリー・マギーがローマオリンピックで銅メダルを獲得しています。ですので、彼の功績とトレーニングシステムは誰もが評価しています。ただ、若干の修正点があるというだけのことなのですが、現在の一流指導者たちが彼のトレーニングの仕方をどのように捉えているのかを解説していきたいと思います。

 さて、5月16日18時よりズームにて開催の徹底解説リディアードシステムですが、申し込みはこちらからお願いします。「カートに追加」しそのまま購入していただきますと、自動返信メールにて、ズームミーティングのURLとIDが届きます。

 定価1万円で販売予定の「大久保絵里のエリート市民ランナー養成プログラム」ですが、今回のセミナー参加者先着30名様に無料でプレゼントしています。残り22名となりましたので、お早めにセミナーにお申し込みください。「大久保絵里のエリート市民ランナー養成プログラム」の詳細はこちらからご確認ください。

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ランニング書籍

講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

​ウェルビーイング株式会社副社長
らんラボ!代表
深澤 哲也

IMG_5423.JPG

経歴

中学 京都市立音羽中学校

高校 洛南高校

↓(競技引退)

大学 立命館大学(陸上はせず)

​↓

大学卒業後

一般企業に勤め、社内のランニング同好会に所属して年に数回リレーマラソンや駅伝を走るも、継続的なトレーニングはほとんどせず。

2020年、ウェルビーイング株式会社の設立をきっかけに約8年ぶりに市民ランナーとして走り始る。

感覚だけで走っていた競技者時代から一変、市民ランナーになってから学んだウェルビーイングのコンテンツでは、理論を先に理解してから体で実践する、というやり方を知る。始めは理解できるか不安を持ちつつも、驚くほど効率的に走力が伸びていくことを実感し、ランニングにおける理論の重要性を痛感。

現在は市民ランナーのランニングにおける目標達成、お悩み解決のための情報発信や、ジュニアコーチングで中学生ランナーも指導し、教え子は2年生で滋賀県の中学チャンピオンとなり、3年生では800mで全国大会にも出場。

 

実績

京都府高校駅伝区間賞

全日本琵琶湖クロカン8位入賞

高槻シティハーフマラソン

5kmの部優勝 など

~自己ベスト~

3,000m 8:42(2012)
5,000m 14:57(2012)
10,000m 32:24(2023)
ハーフマラソン 1:08:21(2024)

​マラソン 2:32:18(2024)

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