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間もなく開催!来シーズン圧倒的にマラソンで飛躍したい人のためのランニングセミナー

 フルマラソンが「必然的に」「飛躍的に」「効率的に」速くなる方法・・・


 もしそんな方法があるなら、あなたは実践されますでしょうか?


 実はそんな方法は、、、あります。ただ、その方法を紹介する前に、まずは私の1日を紹介させてください。


 午前8時から11時までトレーニングを行い、その後昼食を済ます。昼食時間は10分。


 その後PCを開き、受講生の方からいただいているメールに目を通していく。その数、1日平均5~10通。


 いただいたメールの中には、素早くお返事ができる簡単なトレーニングに関するご質問から、過去数ヶ月分のトレーニングメニューを分析し、その上で今後数ヶ月分のトレーニングの方向性をご提案する必要のあるものまで、様々です。後者であれば、お返事に対して色々と文献を確認したり、自社のコンテンツを確認することもあるので、一通で2~3時間ほどの時間を使うこともあります。


 そのように大小様々なご相談を日々受けているのですが、集約するとその内容は「どうすれば長距離走・マラソンが速くなれるのか?」ということです。特に、圧倒的にフルマラソンに関するご質問が多いです。中には、もうここ20年PBを更新できていないのですが・・・という深刻なご相談もあります。


 そういったご相談に対して私は、できる限りの分析を加え、トレーニングの方向性をご提案差し上げることができます。そして、実際にこれまで20年間PBが停滞していた方が、昨年フルマラソンでついにPB更新をされたり、走歴1年でフルマラソン3時間切りを達成されたり、結果を出される方が続々と出現しています。


 私の提案は、天才的なのか?・・・正直に申し上げましょう。私自身はランナーとしての才能はなく、頭も良くありません。確かに陸上経験はありますが、中学、高校では目立った結果をほとんど残していません。駅伝強豪校に在籍し、高校生活の全てを犠牲にして走ったので、5000mで14分台はギリギリ出せましたが、それだけです。池上のように全国区の駅伝で区間賞を取ることはおろか、全国大会出場経験すらありません。


 また、大学は推薦でどうにかこうにか拾ってもらえた程度であり、大学の卒業も4回生ギリギリまで単位取得との戦いでありましたし、決して人と比べて頭が良いなんてことはないのです。


 このように決して出来の良い人間とはお世辞にも言えない私ですが、それでも1日あたり5~10件、年間で200~400件程度のトレーニングのご相談に対してご提案をしていると、徐々にマラソンが速くなる秘訣が見えてくるものです。その秘訣とは?


 その答えをお話しする前に、少し考えてみてください。普通は、マラソンのタイムを伸ばそうと思った時、こう考えますよね?「どうすればマラソンが速くなるのか」と。


 ところがこの質問自体が、実は考え方としては逆なのです。どういうことかというと、つまり「マラソンが自然と速くなるには、何をしたら良いのか」ということなのです。


 マラソンが速くなるという結果から逆算して、その結果を導き出す要素を分割する。そうすると自ずと見えてくることがありませんか?


 そう、それは、マラソンよりも短い距離が速くなることなんです。つまり、ハーフマラソン、10km、5km、3kmといった長距離レースでの走力を上げていくことが、マラソンでタイムを伸ばす、それも大きく飛躍させるための秘訣なのです。


 思い出してみてください。先日、別府大分毎日マラソンで、2時間6分のタイムを出して大きな話題を呼んだ青山学院大学の若林宏樹選手を。


 彼は箱根駅伝の5区で区間新記録をマークしてお茶の間を沸かせたことから、箱根ランナーとしてのイメージが強いですが、実は5000mは13分41秒、10000mでは27分59秒というタイムを持っています。トラックランナーとしても、日本では一線級の力を持っているのです。


 そのような走力を基礎スピードとして、そこから練習量を増やし、最後にマラソンに向けたアプローチを少し取ることで、マラソンでも日本のトップレベルのタイムをポンと出してきました。


 彼が5000mや10000m、ハーフマラソン(箱根駅伝)に向けて時間を費やしていた間、私は何をしていたか?そしてあなたは何をしていたか?そうです。フルマラソンの練習をしていましたよね。つまり彼よりも長い時間、フルマラソンに向けて時間をかけていたはずです。


 ですが、2025年2月現在、私たちよりもきっとフルマラソンに時間を割いてはいないであろう若林くんに、私たちは圧倒的に負けています。


 「そりゃあ彼はエリート選手だから」と思われることは理解しています。ここで私が申し上げたいのは、2時間6分を出しましょうということではありません。彼のようなアプローチを、部分的にでも真似してみるのはどうかということです。


 それが、先に5km前後の距離の走力を上げてから、ハーフマラソンやフルマラソンのタイムに挑戦するということです。


 もちろん、私たちは市民ランナーの多くはフルマラソンが主戦場です。マラソンは好きだけど、5kmとか10kmは興味ない。という方は多いでしょう。安心してください。私もそうです。


 ですが私はそういった距離のレースにも積極的に取り組みますし、受講生の方にもおすすめします。その理由は、その方がマラソンでも結果が出るのが速いからです。


  ハーフマラソンやフルマラソンのタイムは、間違いなく5kmや10kmの走力に依存します。5kmや10kmが速くても、フルマラソンが速いとは限らないです。でも5kmや10kmが遅いのに、フルマラソンだけは速い、というのは無理です。


 逆に言えば、この辺りの距離が速くなれば、その上にマラソンの取り組みをやればマラソンのタイムが劇的に伸びることも珍しくないです。というか、5kmや10kmくらいが速くなると、おそらく多くのケースにおいて、必然的にフルマラソンのタイムも速くなる、という現象が起きます。


 それは当然です。なぜなら、長距離走における基礎スピードの力が上がっているので、フルマラソンのレースペースに対して余裕も出るし、また、フルマラソンペースを基準としたトレーニングに対しても余裕が出るから、適応もしやすいし、より高いレベルでこなせるからです。


 とはいえ、もう一つ疑問に思われることがあるでしょう。それは「私はフルマラソンをメインでやっているのだから、5kmとか10kmなんてやっている時間はない」ということです。


 でも、考えてみてください。間も無く3月に入ろうとしています。もうひと月もすれば、マラソンシーズンはほぼ終わり、全国的にもかなりフルマラソンのレースは少なくなります。一般的には、マラソンオフシーズンです。


 オフシーズンになる4月〜10月の時期、その中でも、秋のマラソンに向けた基礎づくりを7月からやるとしても、少なくとも4月〜7月くらいの時期はマラソンはほぼありません。その時期を使えば良いのです。


 ちょうど気温も上がってきますし、マラソントレーニングをするのは厳しくなってきます。こうした時期を使って、5km前後の距離の走力を高めておけば、7月か8月からマラソンの練習を始めた時、よりスピード的には余裕を持って取り組めるし、高いレベルのトレーニングができるようになって、次のシーズンではフルマラソンでの飛躍が期待できるのです。


 では、その5km前後の距離の走力を上げるにはどうしたら良いのか?その秘訣を、まもなく開催する3月1日(土)のセミナーでお話しします。テーマは「3㎞から10㎞のトレーニング理論と実践」です。


 この講習会では、その名の通り3kmから10kmの距離が速くなるために必要なトレーニング理論と実践の部分(練習の組み方など)を、大阪マラソン日本人トップで、弊社ウェルビーイング株式会社代表の池上秀志が3時間で解説します。


 なぜ3kmから10kmなのかというと、それが長距離走における基礎スピードになってくるからです。ここまでで説明してきた通り、3km〜10kmの走力は、フルマラソンに対して相関関係が強く、この辺りの距離の走力がしっかりと高まっていれば、フルマラソンに生かしていくことが可能なのです。


 そして何より重要なのが、もしあなたが3kmから10kmの距離の走力向上に取り組むとしたら、それは「フルマラソンが速くなる為」ではないでしょうか?安心してください。講師の池上も、そして参加する私も、全く同じです。一番やりたいことは、フルマラソンが速くなることなのですが、そのための手段として3km〜10kmの距離が速くなる必要があるのです。


 私自身、今はマラソン2時間20分切りに向けて鍛錬しています。しかし、現状の5kmの走力的には無理なのです。5kmで14分台は出せる走力がないと、2時間20分は切れません。ですので5kmでの14分台は、避けては通れない壁なのです。


 ということで私もその壁を壊すためのヒントを掴みに、このセミナーに参加します。だから、もしあなたがフルマラソンの手段として、これらの距離が速くなりたいと考えているなら、同じです。一緒にその手段を学びましょう(もちろん、3km~10kmそのものが速くなりたい方にとっても絶対にご満足いただける内容です)。


 そして、今回の講師は池上だけではありません。特別講師として、現在日本最速の公務員ランナーとの呼び声も高い北村友也さんにお越しいただきます。




 北村さんは現在京丹波町というところで公務員をされている方ですが、なんと5000m13分台、10000m28分台、ハーフマラソン62分13秒の記録を公務員になってから記録されています。


 また、市民ランナーでありながら、世界クロカンの日本代表にも選出されている方です。そんな北村さんに普段どういう風に練習を組んでいるのか、その練習の組み方や年間スケジュールの組み方などを、池上が切り込んで聞いていきます。彼自身も深くは知らないらしく、とても興味があると言っています。おそらくかなり深掘りして、細かいところまで知ることができるでしょう。


 つまり、池上による理論編の講義が90分、そして実践編の講義が90分、そのあと、北村さんとの対談を60分実施する予定です。なお、北村さんの実績は以下のとおりです。


大学時代の自己ベスト

1500m 3'58"

5000m 14'05"

10000m 29'20"

ハーフ 記録なし


社会人自己ベスト

1500m 3'46"

5000m 13'54"

10000m 28'40"

ハーフ 1:02'13"

マラソン 2:22'19"(非公認)

2:25'06"(公認)


主な戦績

世界クロスカントリー選手権2023 10km 36'10" 91位

京都マラソン2024 2:25'06" 5位

丸亀ハーフマラソン 1:02'13" 47位

近畿陸上競技選手権大会2023

 5000m 優勝 14'29"

 1500m 2位 3'47"63

京都陸上競技選手権大会2024

 5000m 優勝  14'07"

 1500m 2位 3'49"

メタタイムトライアルFINAL 2位 14'16"


 そして、今回はハードルやリレーなど短距離選手として全国大会に15回出場し、うち入賞7回の平木望さん(旧姓山本望)に司会を務めて頂きます。



 この平木さんもバリバリの陸上畑出身者で、かつトップアスリートだった方です。


 大学は早稲田大学へ進学され、栄養や生体工学(バイオメカニクス)などを学ぶようになり、高校までよりも考えて競技に取り組むようになったそうです。大学時代もインカレは4年連続で出場、アジアジュニアでは3位にも入られました。


 現在は旦那様のお仕事の関係で中国に長期滞在されたこともあって、日中バイリンガル司会としてご活躍され、様々な結婚式で司会をされたり、またモデルも務めておられ先日の漢服アワードモデルではミセス部門で優勝されました。


 この平木さんも司会としてご参加くださるので、ぜひ勝負の際の気持ちの作り方とか、試合に向けたコンディション作りの考え方とか、いろいろとお話を聞いてみていただければと思います。


 そして、今回は遠方よりお越し下さる方も多数いらっしゃいますので、昼食もこちらでご用意させて頂きます。講習会自体は13時からなのですが12時20分に開場し、パンとコーヒーや紅茶などの飲み物を用意させて頂きます。


 関西にAベーカリーというパン屋さんがあるのですが、そこの社長さんが平木さんの大学時代のチームメイトで、そのつながりで80種類くらいのパンを仕入れるつもりです。エコノミークラスの機内食みたいな一応用意しましたみたいな食事ではなく、お土産用に持って帰ってもらえるくらいの量を用意させて頂きますので、是非ウェルビーイング春のパン祭りをお楽しみください。


 自由に食べ歩きとさせて頂きますので、食べ歩きながら色々な方と交流を深めて頂ければと思いますし、合宿や練習会でお会いされた方との再会もお楽しみいただければと思います。


 私は当日、朝に滋賀県で中学生の練習会があるため、それが終わってから急いで向かいます。講習会前の懇親会には少し遅れる見込みですが、参加しますのでぜひいろいろとお話ししましょう!


 さて、これだけの内容が詰まった講習会、一体いくらの投資額でご参加いただけるのかということですが、24,200円でご参加いただけます。


 そして、せっかく来ていただくからにはご満足頂いてお帰り頂きたいとの気持ちから北村さんとの対談とパンとお飲み物を無料でお付けさせて頂きます。日本代表に選出されるような方の話を生で聞く機会はなかなかありませんし、仮に聞けたとしても練習内容を深く掘り下げて聞く機会というのはほぼ皆無といっても過言ではないので、是非この機会に一つでも自分のものにしてお持ち帰り下さい。


 ちなみに、だいたいこの手の講習会は撮影や録音禁止、場合によってはノートを取ることすら禁止される場合もありますが、私の講習会は撮影も録音も可能ということにさせて頂きます。理由は勉強の仕方は人それぞれで良いと思っているからです。それぞれに一番効率の良い勉強方法というものがあるはずなので、ご自由にして頂いて構いません。


 ただし、無断譲渡や複製、オンラインへの公開は固く禁止とさせて頂きます。違反者が出次第違約金として金百万円をお支払い頂き、次回以降ルールを変更せざるを得なくなりますので、遵守して下さい。


 日本の著作権法に則って家庭内での利用、つまり例えば夫婦で走っておられる方は夫婦で共有されるとか、あるいは中高生の指導をされている方がご自身が持ち帰ったものを中高生の指導の為に使うとかそういったことは問題ありませんが、録音したものを複製して販売するとか、オンラインに無断転載するとか、不特定多数の方に配布するとかはやめて下さい。


 早い話が常識の範囲内でお楽しみ頂ければ良いということです。それ以外は堅苦しいことを言いたくもありませんし、言わなくても良いように常識を守れる方のみお越しください。


 さて、遅くなりましたが、当日のスケジュールは以下の通りです。


当日のスケジュール

12時開場

12時20分 懇親会

13時 5-10㎞の為のトレーニング 理論編

14時半 15分休憩

14時45分 5-10㎞の為のトレーニング 実践編

16時15分 15分休憩

16時半 北村さんとの対談

17時半 質疑応答

17時50分 終了

18時 退出完了


 改めて申し上げますが、会場は新大阪駅東口から歩いて2,3分の所にある新大阪ビル新館というところです。会場の広さの関係で参加者の上限を50名とさせて頂きます。キャンセル料は無料で、24時間前までキャンセル可能とさせて頂きますので、とりあえず枠を確保しておきたいという方は今すぐ下記をクリックしてお申込み下さい。


*お支払いはクレジットカードでも現地で現金払いでも大丈夫です。


 それでは当日あなたにお会いできるのを楽しみにしております。


ウェルビーイング株式会社副社長

らんラボ!代表

深澤哲也



P.S

 今回の講習会は、お申込みいただいた方には後日収録映像をお届けいたします。ぜひ復習に使ってくださいね。



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ランニング書籍

講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

​ウェルビーイング株式会社副社長
らんラボ!代表
深澤 哲也

IMG_5423.JPG

経歴

中学 京都市立音羽中学校

高校 洛南高校

↓(競技引退)

大学 立命館大学(陸上はせず)

​↓

大学卒業後

一般企業に勤め、社内のランニング同好会に所属して年に数回リレーマラソンや駅伝を走るも、継続的なトレーニングはほとんどせず。

2020年、ウェルビーイング株式会社の設立をきっかけに約8年ぶりに市民ランナーとして走り始る。

感覚だけで走っていた競技者時代から一変、市民ランナーになってから学んだウェルビーイングのコンテンツでは、理論を先に理解してから体で実践する、というやり方を知る。始めは理解できるか不安を持ちつつも、驚くほど効率的に走力が伸びていくことを実感し、ランニングにおける理論の重要性を痛感。

現在は市民ランナーのランニングにおける目標達成、お悩み解決のための情報発信や、ジュニアコーチングで中学生ランナーも指導し、教え子は2年生で滋賀県の中学チャンピオンとなり、3年生では800mで全国大会にも出場。

 

実績

京都府高校駅伝区間賞

全日本琵琶湖クロカン8位入賞

高槻シティハーフマラソン

5kmの部優勝 など

~自己ベスト~

3,000m 8:42(2012)
5,000m 14:57(2012)
10,000m 32:24(2023)
ハーフマラソン 1:08:21(2024)

​マラソン 2:29:44(2024)

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