top of page

マラソンシーズンが終わるこれからの時期にぜひ取り組んでほしいこと

更新日:5月31日


 早いもので、もう一年の半分と言える6月に差し掛かっています。今の時期、またここから夏にかけては、一部を除いてフルマラソンのレースはほとんど開催されなくなります。

 

つまり、マラソンオフシーズンです。

 

 もし今の時期にウルトラマラソンやトレイルランなど別種目に全力で取り組む、、というご予定がないのであれば、ぜひお勧めしたい戦略があります。それが、、

 

5000mの走力を高める

 

 ということです。これはもう、めっちゃくちゃにお勧めです。

 

 正直これをやるかやらないかで、次の秋以降のマラソンシーズンで他のランナーさんとの差がめちゃくちゃつきます。その理由は、、

 

5000mの走力がフルマラソンの走力における基礎スピードの力になるから

 

 なんとなく感覚的にもわかるかとは思いますが、5000mが速くなれば当然フルマラソンにおけるスピード的な余裕度も向上していきますよね。

  

 実際、フルマラソンでは5000mの全力タイム+1分30秒でそのまま走り切れたら、マラソン練習がうまくいっていると言えます。

 

 例えば大迫傑選手は、5000mは13分8秒、フルマラソンは2時間5分29秒です。フルマラソンの5kmあたりのペースは14分52秒ですね。

 

 ということは5000mの全力のタイムから見たら、1分42秒の差でフルマラソンを走り切っていることになります。

 

 次に、弊社代表の池上の場合は、5000mは14分20秒、マラソンは2時間13分41秒です。この時のマラソンのペースは、5kmあたり15分50秒です。つまり、5000mの自己ベストである14分20秒からは+1分30秒ペースでマラソンを走り切っています。

 

 まさに理想的な差(落ち率)です。

 

 ですが、これはあくまでも理想的な落ち率という話です。彼らは月間走行距離で言えば、当たり前に800km前後、多ければ1000km以上走ることもザラにあります。

 

 市民ランナーの場合、プロや実業団選手ほどの練習量は中々確保できません。すると必然的に、彼らのように1分半くらいの落ち率でフルマラソンを走り切ることは難しくはなってきます。

 

 私の例で話しましょう。私は5kmの社会人ベストは15分35秒です。そしてフルマラソンベストは、2時間32分18秒です。5kmのペースは18分02秒です。つまりだいたい2分半くらいの落ち率なのです。

 

 私の練習量は、マラソントレーニングの時期で400〜500km/月でした。私はあまりフルマラソンの適性は高くないと思っていますので、適性がある方であればもう少しこの練習量でも落ち率は低く抑えられるとは思います。

 

 ですが、やっぱり月間500km前後までだと、5kmの全力ペースからは2分くらいは落ちると見ておくのが無難だとは思います。

 

 であれば、、そもそも5kmの走力を高いところへ持っていけば、フルマラソンの可能性の上限も高いところへと上がるわけです。

 

フルが速くなるには

 

・5kmの走力を高めること

・5kmの全力走からできるだけ落とさずに走れるようになること

 

 この二つのアプローチが重要です。そして、これら二つのアプローチは全然また違ってくるのです。

 

 二つ目の「持たせる」ということに関して言えば、マラソントレーニングの時期になればみなさんやっていることになります。

 

 つまり、周りの市民ランナーもやるのです。

 

 ですが、一つ目の「5kmの走力を高める」ということについては、案外真剣にやる市民ランナーは多くないのです。

 

 フルマラソンと5kmは別物だという認識を持っている方は結構多いのですが、だからこそ5kmが速くなることに真剣に取り組む方は決して多くないんです。

 

 だから、穴なんです。他の人との差がつくんです!!

 

  でも、問題はあります。それは、5kmの走力を高める取り組みなんていつやるねん??ということ。

 

 わかりますよ。11月くらいからは、フルマラソンで出たいレースが色々とありますもんね。11月くらいからフルマラソンをがっつりやるなら、8月くらいにはマラソントレーニングに入っておきたいところです。

 

 いざ、秋からマラソンシーズンが始まってしまえば、3月までは完全にマラソンレースで忙しい。5kmも走れるようになった方がいい、ということはなんとなく思うけど、それに取り組んでるタイミングが中々ないんだよなぁ・・・

 

 と、もしあなたが思うなら

 

 今です!

 

 今の時期こそ、そのチャンスなんです。というか、フルマラソンをメインにやっていこうと思うなら、言っても7月までの間くらいしか5000mの走力アップさせるチャンスなんて中々ないですよ。

 

 だからこそ今の時期から5000mの走力向上に取り組んでみてください。と、お薦めさせていただいています^^

 

 私もそういうスケジュールで考えていますし、実際去年もそういうやり方でやってとてもうまくいきました。

 

 2022年度→2023年度にかけて、私のタイムは以下のように推移しました。

 

マラソン:

2時間47分38秒

2時間32分18秒

 

ハーフ:

1時間11分52秒

1時間8分21秒

 

5km:

16分30秒(測ってないけど推定)

15分35秒

 

 

 だいぶタイムは全体的に上がりましたが、全ての出発点となったのはやっぱり「5kmのレベルが上がった」ということだったようにも思います。

 

 今から一年前とか、正直3分35秒ペースでフルマラソンを走れるなんて全く想像もできなかったし、3分14秒ペースでハーフを走れるなんてことも全く想像できませんでした。

 

 でも、単純に基礎スピードである5kmの走力が高まったことで、身体的にも心理的にも余裕度が生まれたことはとても大きかったです。

 

 なので、ぜひこれからの時期、特に大きな予定がない方は5000mの走力アップにチャレンジしてみてください。きっと、秋以降に大きな差になりますよ^^


 そして最後に、これから5000mの走力アップも目指していきたいなという方へ朗報です。現在新講義「5000mのトレーニング研究」を、6月2日(日)までの3日間期間限定で販売しています。





 こちらの講義は、5000mが速くなるためのトレーニングについて「かなり」深掘りし、ご受講いただいた方がご自身でご自身のトレーニングに落とし込んで応用できるように解説した内容となっています。本講義に含まれる内容は以下の通りです。

 

・5000mが速くなる為のトレーニングについて、理論や理屈を非常に深いところまで掘り下げて解説をした約3時間の講義動画

・講義内で使用するPDF形式の講義資料

 

 講義内容は以下の通りです。

 

・5000mの走力を伸ばす為に必要な基礎構築と、何を持って基礎ができたと判断するのか?という基準

・基礎構築ができた後の、特異的練習への移行の仕方

・5000mが速くなるための正しいスピード練習の設定の仕方と考え方

・5000mをメインにやる時期においての距離走のやり方

など

 

 そして、こちらの講義を受講して頂くメリットは、以下の通りです。

 

・5000mの走力が向上することで、フルマラソンで目指せる可能性の上限のレベルが高くなる

 

・市民ランナーでは中々真剣に取り組む人がいない「5000mの走力」を伸ばすことで、フルマラソンでも周りと圧倒的な差をつけられる

 

・どの情報が正しく、どの情報が誤っているかを見抜けるようになり、迷うことがなくなる。

 

※約2時間の講義動画と講義資料のパワーポイントをPDF形式でご提供

 

  今回の講義は正直面白いです。制作の過程でもちろん私も全て内容を確認したのですが、面白いなぁと思いながら、メモをとりまくりながら受講していました。


 ただ、今回の講義は正直概論ではありません。満遍なく基礎をおさえる、なんとなくイメージを掴んでもらうというよりは、もっと掘り下げて学びたい、真理を探究したい方の為の講義動画です。  


 ですので、受講費も税込み11000円とやや高めに設定させて頂きます。  


 ですが、今回はそれだけ専門性の高い内容になっております。つまり、本当に5000mのトレーニングを深堀したい方の為に作成しているので、正直まだ池上歴が浅い方には難しい内容になっています。なので万が一、講義を受講した後で「自分にはまだ早い、さっぱり理解出来なかった」という方には全額返金させて頂きますので、ご安心ください。

 

 お支払い方法はクレジットカード、ペイパル、銀行振込よりお選び頂け、お名前や講義をお届けさせて頂くメールアドレスをご入力頂くだけでたった5分ほどで完了します。

 

 クレジットカードとペイパルでお申込み下さった方は自動返信メールで、銀行振り込みをお選びいただいた方には入金を確認後、手動でメールにて講義をお送りさせて頂きます。

 

 キャリアメール(ドコモ、ソフトバンクなど)の場合はごくまれにこちらからお送りさせて頂いたメールがはねられてしまい、届かないことがあります。お申込み頂いた直後(10分以内)に注文の確認メールが届かない場合はお手数をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんがこちらをクリックして、問い合わせページに入りその旨お申し付けください。


 5000mの走力アップは、それすなわち秋以降のフルマラソンの走力アップです。ぜひこれからの時期に向けて、講義「5000mのトレーニング研究」をご受講いただき、5000mというたった20分前後の中でスピードと持久の両面を削り合う、エキサイティングな種目の強化に取り組まれてみてはいかがですか?





よくある質問

質問:講義者は誰ですか?

回答:講義者はウェルビーイング株式会社代表取締役で大阪マラソン日本人トップ、過去3年間で10代から70代、様々なレベル数百人のアマチュアランナーさんの記録を劇的に伸ばしてきた池上秀志です。

質問:今回も全額返金保証はついていますか?

回答:今回も全額返金保証をつけております。万が一、受講後にご満足いただけなければ理由を問わずに喜んで全額返金させて頂きます。ですが、そのようなことにはならないでしょう。弊社の他のお客様半分程度の満足度でも絶対にご満足いただけます。

質問:講義はどのような形で受講するのでしょうか?

回答:お申込み下さった方にはメールにてPDFファイルをお届けさせて頂きます。そのPDFファイルの中に講義動画の中にURLが記されておりますので、そちらをクリックしてご視聴ください。

質問:倍速再生は出来ますか?

回答:はい、出来ます。

質問:ウェルビーイング株式会社とはどのような会社ですか?

回答:ウェルビーイング株式会社はオンラインにランナーの為の日本一の学び場を作り、無料コンテンツは月間数万人の方にご利用頂き、有料コンテンツは過去3年間でのべ5000人以上の方にご利用いただき、ロンドンオリンピック男子マラソン代表の藤原新さんを筆頭に「ここでしか学べない質の高い講義」との好評価を頂いております。ウェルビーイング株式会社のスタッフは大阪マラソン日本人トップの池上代表取締役をはじめとし、京都府高校駅伝で区間賞を獲得し、800mの滋賀県中学チャンピオンの佐藤煉君を育て上げた深澤哲也副社長、経理担当には1500mの千葉県チャンピオンでマネージャーとして名城大学女子駅伝部の二年連続全日本大学駅伝優勝を支えた早乙女晴香(現斎藤晴香)がいます。

質問:講義内で分からなかったところは池上に質問出来ますか?

回答:はい、出来ます。お申込み下さった方にはメールアドレスをお渡しいたしますので、疑問点はいつでもご質問ください。


 

 

ウェルビーイング株式会社副社長

らんラボ!代表

深澤哲也


閲覧数:203回0件のコメント

関連記事

すべて表示

Comments


ランニング書籍

講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

​ウェルビーイング株式会社副社長
らんラボ!代表
深澤 哲也

IMG_5423.JPG

経歴

中学 京都市立音羽中学校

高校 洛南高校

↓(競技引退)

大学 立命館大学(陸上はせず)

​↓

大学卒業後

一般企業に勤め、社内のランニング同好会に所属して年に数回リレーマラソンや駅伝を走るも、継続的なトレーニングはほとんどせず。

2020年、ウェルビーイング株式会社の設立をきっかけに約8年ぶりに市民ランナーとして走り始る。

感覚だけで走っていた競技者時代から一変、市民ランナーになってから学んだウェルビーイングのコンテンツでは、理論を先に理解してから体で実践する、というやり方を知る。始めは理解できるか不安を持ちつつも、驚くほど効率的に走力が伸びていくことを実感し、ランニングにおける理論の重要性を痛感。

現在は市民ランナーのランニングにおける目標達成、お悩み解決のための情報発信や、ジュニアコーチングで中学生ランナーも指導し、教え子は2年生で滋賀県の中学チャンピオンとなり、3年生では800mで全国大会にも出場。

 

実績

京都府高校駅伝区間賞

全日本琵琶湖クロカン8位入賞

高槻シティハーフマラソン

5kmの部優勝 など

~自己ベスト~

3,000m 8:42(2012)
5,000m 14:57(2012)
10,000m 32:24(2023)
ハーフマラソン 1:08:21(2024)

​マラソン 2:32:18(2024)

bottom of page