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あなたはピーキングという概念をご存知でしょうか?頂点と言う意味のピークに動名詞化するためのingをつけた言葉です。ほとんどの方が知らないことですが、実は長距離走・マラソンにおいて本当に最高の状態と言うのは年に2回くらいしか作れません。逆の言い方をすれば、普段から俺は最高の走りが出来るという人はまだ自分の最高の状態を知らない人です。そう、実は少なく見積もって95%のランナーの方がまだ自分の最高の状態を知らないんです。今回はあなたをピーキングと言う世界へと誘い、最高のあなたに出会えるように、案内人を務めさせて頂きます。
目次
古典的ピーキング
何故期分けをするのか?
期分けをした方が良い理由の一つ目
期分けをした方が良い理由の二つ目
期分けが必要となる根拠:トレーニング刺激の適応
期分けとピーキングが必要な最後の根拠
市民ランナーにとってのピーキング
リディア―ドシステムの問題点
レナト・カノーヴァのマラソントレーニングにおける期分けの仕方
コーチカノーヴァのトレーニングの問題点
池上式ピーキング
全てはあなた次第
で、結局何週間必要?
もう一つの概念
シーズンや年をまたいだピーキング
反ピーキング論
あとがき
〇筆者紹介〇
ウェルビーイング株式会社代表
池上秀志(いけがみひでゆき)
経歴
中学 京都府亀岡市立亀岡中学校
↓
高校 洛南高校
↓
大学 京都教育大学
↓
大学卒業後
実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。
~自己ベスト~
3,000m 8:26.12
5,000m 14:20.20
10,000m 29:26.50
30km 1:31:53
ハーフマラソン 1:03:09
マラソン 2:13:41
主な実績
・都道府県対抗男子駅伝 区間賞
・関西インカレ 二冠
・京都選手権 優勝
・近畿選手権 優勝
・谷川真理ハーフマラソン 優勝
・ハイテクハーフマラソン 優勝
・上尾ハーフマラソン 優勝
・グアムハーフマラソン 優勝
・全日本琵琶湖クロカン 2位
・ケアンズマラソン 優勝
・大阪マラソン2017 2位(日本人トップ)
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